私は危険な水準に来ているのではと見ていますが
2007.03.01(Thu)

米投資会社カーライル・グループの共同創業者デビッド・ルーベンスタイン氏は28日、プライベートエクイティーが過去2年間に巨額の資金を調達し利益を上げたが、買収バブルは形成されていないとの見方を示した。ただ、今後収益率は低下する可能性を指摘した。  同氏は当地で開催されたプライベートエクイティーに関する年次会合で、「ハイテクバブルと今日のプライベートエクイティーを比較する」と題する講演を行った。  同氏は講演で「バブル期にあるとは考えていないが、今後は下り坂になるだろう。この調子を永久に続けることはできない」と語った。  プライベートエクイティーの世界大手であるカーライル・グループの資産運用額は545億ドルを超える。最近の投資先は、レンタカーのハーツ、コーヒー・軽食のダンキン、エネルギーのキンダーモーガンなど。  ルーベンスタイン氏は、世界で上位4分の1に入るプライベートエクイティーの投資収益率は30%を超えるが、この水準は持続不可能だと指摘。  「収益率は低下し、低迷が始まるだろう。米連邦準備理事会(FRB)が信用引き締め策を実施する可能性があり、規制強化があるかも知れない」とする一方、「われわれは(1990年代後半のハイテクバブルと)同じ状況にいるだろうか。わたしはそうは思わない」と述べた。  ただ、一部のプライベートエクイティーの間では今後の低迷に対する懸念が存在せず、そのことが自身にとっての懸念材料だと述べた。
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