購入準備11 アクティブファンド
2006.12.05(Tue)
前のページで見た、インデックスファンドと対照的な運用方法がアクティブファンドです。

アクティブファンドの運用方法は、ベンチマークである、日経平均株価やTOPIXなどの指標を常に上回る成績を目標としているため、市場全体を購入するインデックスファンドとくらべ、割高株を売り、割安株を購入するような積極的な運用が行われています。
前にも申し上げましたファンドマネージャーの運用力に収益率が依存します。

資産の成長を最大化させるのが目的ですが、当然どのくらいの変動率(リスク)にするのかが事前に設定されています。ファンドマネージャーの多くが、多かれ少なかれその担当するファンドの成績によって給与がきまりますので、自分の能力を最大限発揮するインセンティブが与えられています。

アクティブファンドを購入する際は、ファンドの目論見書をしっかり読み、ファンドマネージャーの運用の考え方などをしっかりと把握しておくことが必要になります。

特にどういった市場に投資しているのか、またどういう方針で運用しているのかが重要になります。あなたが全く分からない市場への投資を主としているファンドであれば、購入を避けるか、小額の投資金額に留めることをお勧めします。

購入準備12 手数料
2006.12.05(Tue)
投資信託に掛かる手数料は実は、表面的に見える手数料と隠れて見えない手数料がある事を認識しなければなりません。
まずは、目論見書に必ず記載してある表面的な手数料です。

大きく分けて、購入時・保有時・解約時に手数料が掛かります。


■販売手数料(購入時)
販売手数料とは、ファンドを購入する際に販売会社へ支払う手数料の事で、購入金額の数%を支払います。
手数料無料(ノーロード)のファンドも増えつつありますが、まだまだ、販売手数料が掛かるファンドが多いのが現状です。

販売手数料は購入と同時に差し引かれますので、10000円の購入で販売手数料が3%なら、9700円分だけしかファンドを購入する事が出来ません。
つまり、初めから300円分負けている状態からスタートするわけです。

同じ1万円でもノーロードファンドの場合は1万円分まるまるファンドを購入できますので、購入時点で既に300円の差が生まれてきます。

でも、冒頭に申し上げました隠れた手数料が実はノーロードファンドにありますので気をつけてください。安いからとって早とちりは禁物です。

販売手数料を高めに設定するファンドが多く出てます。これは、ファンドの設定者が自分のファンドを一生懸命に売ってくれるように設定する事があります。この手数料収入で証券会社などが広告を出すわけです。

■信託報酬(保有時)
信託報酬とは、運用に掛かるコストや資産を管理する信託銀行などに払わなければいけない手数料で、年利数%で毎日運用資産から差し引かれていきます。
あまりに高い信託報酬であれば、投資効率の悪化につながる可能性もあります。この一部が実は販売会社にも支払われる仕組みです。
この割合は開示していないケースがあります。投資家が払う手数料は一緒でも、どのように配分されているか聞いてみてもいいかも知れません。恐らく販売窓口の人も知らないケースが多いかと思います。

投資信託のように、長期での運用を目的としている場合は、信託報酬が低いに越したことはありません。
詳しくは、次回以降に詳しくお話します。
購入準備13 余裕資金での運用にしましょう
2006.12.05(Tue)
さて、投信への投資に忘れていけないのが、ある程度の余裕資金の範囲内で行う必要があります。毎月の生活資金まで投資につぎ込むのは非常にナンセンスです。今までと少し矛盾があるかもしれませんが、他人の運用で人生を台無しにする事は悔やんでも悔やみきれませんよね。


例えば、すぐに子供の大学進学や住宅の購入を考えているのなら、出来る限り安全性の高い、預貯金でお金を貯めていく方がいいでしょう。

万が一リスクをとって、運用をし、お金が大幅に減ってしまったら、子供の進学、住宅購入をあきらめないといけなくなるかもしれません。本末転倒ですね。


住宅取得や結婚のための資金のように、予定が決まっているお金は、預貯金か、リスクの少ない投信に留めるべきです。


余裕資金で運用を行う事で、ある程度のリスク許容度が広がります。また短期的な資金では無いため、長期で回復も期待できます。

ただ、余りにも保守的になって運用する事もどうかと思います。

余裕資金のうち、数パーセントはリスクを取るくらいの気持ちも必要です。

そういった意味でも、自分のリスクの許容範囲を知り、余裕資金での運用を心がけるべきです。

長期的に見て使う予定の無い資金などを運用資金に回すことで、長期運用のメリットや複利の力を存分に受ける事が出来るようになるわけです。
購入準備14 情報入手方法
2006.12.05(Tue)
ファンド情報を調べる時に活用する情報は主にWEBサイトだけでも十分です。
ファンドの詳細などを調べる前準備として活用しやすいサイトばかりなので、ブックマークしているといろいろと使えます。


社団法人投資信託協会
中立な立場での情報提供を行っています。しかし、あまり硬い内容ですので、初心者を卒業したら次のサイトに行ってください。
特に、MMFやMRF、中国ファンドの純資産と分配金データは見やすく参考となると思います。

モーニングスター
投資信託を独自の基準で評価しております。しかし、最近は投信販売会社との関係を意識した形での評価と批判されるケースもありますので、情報を鵜呑みにするのは危険ですのでご注意下さい。
ただ、ファンド検索や基準価額を調べる際に便利です。


特にモーニングスターは、民間営利企業ですので、次々に新たな機能を追加したサービスを無料で提供しております。自分で購入したファンドや株などのポートフォリオを作成出来ます。