投資目的11 資金の目的は?
2006.12.06(Wed)
資金の目的を明確にすることで自然に自分の運用スタイルが決まってくるわけです。たとえば、10年後の子供の教育資金のまとまったお金が必要であれば、10年間はあまり流動性(換金性)リスクを気にせずに時間の威力を十分活用して運用できますね。

何度も言っておりますが、資金の目的をしっかりと持つことが大切です。

10年運用できるからといって、10年で償還する投資信託を選ぶ必要はなく、5年間はクローズドの投資信託を購入し、その後はオープン投信で運用することも可能です。また、1年ごとに投信の種類を変更することも可能です。最終目的に基づいて、機動的に運用できる商品であるオープン投信を私は好んでおります。
人間ですので気分や趣味を変わってきますよね。そういった意味でオープン投信が私は好きなんです。

つまり、人それぞれ運用目的が違いますので、運用の方法は、投資家であるあなた次第であり、人を真似する必要などないわけです。

自分の資金の運用目的に合わせて商品を乗り換えるのも自由です。

私は当面まとまった資金が必要でなく、比較的余裕資金を投資しておりますので、リスクの高い資産を厚めに投資しております。、
そして、長期的にリターンが得られればいいと考えておりますので、短期的にブレの大きい資産でも問題ないと考えております。


資金の目的に応じて、上手に金融商品を選んでいく事こそが、本当の意味での資産運用なんですね。


投資目的12 何時使うお金?
2006.12.06(Wed)
少し話が重複するかもしれませんが、資金が必要な時期を明確にしておくことが重要ですね。

入り口(購入すること)だけを考えてはいけません。いつ投資を終了するのか(出口)を考えることが重要です。当然、今までお話していたとおり、いくらまでお金を増やす必要があるのかもあわせて考えることが必要なんです。

そして、そのためにどのくらいの利回りで毎年、ないしは投資期間の間平均して収益を確保しなければならないのかが計算できます。

そのことでどんな商品の投資をすればいいのかが明確になるものと思います。

よく、目的別の資産を分けて運用する必要はないのでしょうかと言った問い合わせをお客様から相談されます。

そういうときの私は、お金に色をつける必要はないのではないでしょうかと答えています。

たとえば、教育資金は安全性の高い預貯金の積み立て、住宅資金は少し冒険してリスクの高い投信へと分けている方がいますが、私は、資産のバランスは全部の資産で考えてリスクリターンを考慮のうえ投資をすればいいのではとアドバイスしております。
そうすることの方が資産を効率よく運用できるわけです。そういった意味で、今の自分の持っている全体の資産をはっきりと把握することが重要になってくるわけですね。

そういった意味でも、投資する資金がいつまでにいくら必要なのかを明確にしておくことで資産全体の配分がしやすくなるということです。


投資目的13 長期投資できる?
2006.12.06(Wed)
私はお客様からの相談で1年くらいの間で10%程度の利回りのある投信を買いたいといわれた時には、一切投信を進めることはしておりません。
それは、短期的に収益を狙う商品は投信ではないからです。投信は長期的な少なくとも3年以上は投資をするつもりで購入するものと考えております。もちろん短期金融商品は別ですが。

運用期間が長ければ長いほど教科書的には運用リスクが避けられると言われています。また、時間的な複利の威力を発揮させることが可能と思っています。

簡単に長期投資をしようと思っても、やはりそこは人間ですから目先の基準価額の上下に一喜一憂してしまうこともあるでしょうが、忍耐力が必要なわけです。
だから、以前にも書きましたが、自分が勉強をして納得のいった商品だけに投資をすることが必要になるんでしょうね。

自分が分析して納得してから購入した商品を、最後まで信じ切れる忍耐力を養うことで長期投資ができるんだと。

私も長期投資を出来るようにこれからどんどんと投資の経験を積んでいきたいと思います。

特に投資信託の場合は、長期投資をメインにしている商品が多いため、上がったから売る、下がったから買うというような短期の売買には向いていない商品です。よく証券会社の方々は営業成績のために売買を回転させるような勧誘を行うことがありますが、そこは、あまり聞かないほうがいいかと思います。
自分が決めた目標と決断を信じて投資をすることが重要なんでしょうね。

たとえば、どぷしても投資信託を短期売買するのであれば、もっと手数料の安い証券会社で株式を購入する方が賢明かもしれません。

確かに、上がった下がったは気になりますが、それでも気にしないようにしていくことが大事で、これは、非常に難しいことなんでしょうが、アメリカの有名な投資家であるウォーレンバフェットは自分が投資した銘柄は数年間株価を見ないとまで言っております。


投資目的14 自己責任
2006.12.06(Wed)
私が職業として投信販売を行っている立場、そして、自分で投資をしている個人投資家の立場の両面からできる限り、わかりやすい表現で私自身が考えたことや思ったことを記事にしてきました。、

投資と聞いて一番真剣に考えないといけないのは、結局の所、自分のお金を使って投資をするので、全ての責任は自分にあるということですね。

投信販売の立場でよく、お客様から、損をしたのはお前のせいだと言ったクレイムを多く受けます。人のせいにするのは簡単ですけど、ここから学ぶものはひとつもありませんよね。だれもその損出にたいして補填などしてくれるわけでありませんから。

それならば、人の意見を聞いて投資するよりも自分の信じた商品に投資する方が自分自身の今後の経験として、その経験を糧に成長すると思います。

欧米では自己責任は当たり前になっています。日本も少し時間がかかるかもしれませんが、自立した投資家、つまり「自己責任」この言葉をいつも心の中において、投資に対していつでも真剣に勉強していく投資家が増えてくると願っております。

他人の意見をアドバイスとして聞くなとは言っておりません。アドバイスをいかに自分のものとして咀嚼して十分自分でも調べた結果投資をする事が必要なわけですね。

ぜひ、皆さまも自立した投資家にいち早く到達するよう頑張りましょうね。